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西洋の文化をいち早く取り入れ、古くから神戸・山の手の気品ある住宅街として発展、風致地区に指定されている成熟の街・住吉山手。
そこに70区画の戸建住宅エリア「翠苑の街」を創るにあたり、菊池が描いたストーリー。その大きな特徴が、東西にのびる幅6メートルのストリートを緩やかな曲線状にして、街並みに変化をつけたこと。風致地区の指定により「各敷地の緑地率30%を確保しなければならない」という厳しい条件に添いながら、その条件を最大限に活かすために、すべての住まいの外構をオープンに。
やさしい曲線を描く道沿いに美しい植栽が連続する潤いのある街並みを生み出しました。 |
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また、ストリートを曲線にすることで、広さは同じでも個性のあるプランを実現し、多彩なライフスタイルにお応えできることになりました。
中でも特徴的なのは、3階建プラン(空の邸)の提案。
縦に変化のある空間構成で、プライベートバルコニー、アトリエ、ロフト、吹抜けなど、3階建ならではの楽しく自由な空間が確保できる上、土地の負担率は低いとあって、「空の邸」は、想像以上の好評を博しました。
3階が非日常性を感じさせる楽しい空間となるように、階段の雰囲気を変えるなど、設計やデザインに工夫を凝らしました。
デザインは、洗練された神戸モダニズム文化を継承する洋風スタイルに。
和のテイストを感じさせる外壁の採用、個性的な門柱など、一邸一邸にオンリーワンのこだわりを反映しました。
内部はシンプルながら、モダンで心地よい暮らしを演出。光あふれる住まいは、山の手にふさわしいゆとりに満ちています。 |
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